こんにちは、あべ@ です。
健康診断なので
コレステロール値が高いと診断されて注意を受けたことはありませんか?
コレステロール値の異常とは?
血液中のコレステロールの数値が
基準値より外れた状態を意味します。
健康診断で生活習慣や食生活を見直すように指導された人も多いと思います。
厚生労働省(2019)「国民健康・栄養調査」
によると、血清総コレステロール値が
240mg/4dL 以上の割合は男性12.9%、女性22.4%
近年では男女とも有意な増減は見られないとの報告です。
引用元:総コレステロール値が240mg/dL以上の人は男性12.9%、女性22.4%。non-HDLコレステロール値の平均値は男性141.9mg/dL、女性145.9mg/dL 令和1年(2019)「国民健康・栄養調査」より | 生活習慣病の調査・統計 | 一般社団法人 日本生活習慣病予防協会 (seikatsusyukanbyo.com)
脂質異常症
以前は「高脂血症」と言われいたが
2007年に名称が変更されて
「脂質異常症」となりました。
1、HDL(善玉)コレステロールが 40㎎/dL 以上
2、LDL(悪玉)コレステロールが 140㎎/dL 未満
3、中性子脂肪(TG) が 150㎎/dL 未満
いずれかの1つの値であっても上記を逸脱した時点で「高脂血症」となります。
「脂質異常症」とは、高脂血症と高コレステロール血症の両方を含んだ病名。
実は2つとも同じ病気を指します。
ここで注意をしてもらいたいのが
LDL(悪玉)コレステロールは140㎎/dL 以下であることで健康と言われていますが、下げ過ぎても問題になります。
50㎎/dL 以下では甲状腺機能亢進症、貧血、低栄養素、ガン、Ⅽ型肝炎の心配が大きくなります。
″悪玉”と悪いイメージの LDLコレステロールですが、多すぎても少なすぎても病気の起因となってしまいます。
悪玉コレステロールも人間のカラダには必要な成分であることを説明していきます。
コレステロールと中性脂肪
総コレステロール値が高いと異常と診断される、ウソ!
血液中に含まれるコレステロール全ての量を指す数値。
HDL(善玉)コレステロール、LDL(悪玉)コレステロール、中性子脂肪(TG)に含まれるコレステロールの3つの数値から算出されるのが、総コレステロール値です。
HDL(善玉)コレステロールの働き
HDLコレステロールは血管の壁に詰まった(余剰したLDLコレステロール)を回収して血流を通して肝臓へ戻す働きをします。
つまり、お掃除屋さんです!
余剰LDLコレステロールは血管の中で沈着して詰まる。これが動脈硬化の原因にもなります。
診断でLDL(悪玉)コレステロール値が高いと医者から注意されるのは、これが原因になります。
LDL(悪玉)コレステロールの働き
肝臓で作られたコレステロール(ホルモンを作るのに必要な成分)を運ぶ仕事をします。
つまり、運び屋さんです!
1、胆汁酸の素になります(脂肪を分解してくれる)
2、細胞の膜をつくります
3、性ホルモンを作る原材料
とLDL(悪玉)コレステロールは重要な働きを担っています。
中性脂肪(TG)
エネルギーの蓄えとして、肝臓はエネルギーの貯蔵庫の役割をします。
すぐ使えるエネルギーとしてグリコーゲンがあり
もしもの為のエネルギーを中性脂肪(TG)として
→体に運ばれれば皮下脂肪、内臓脂肪に蓄えられます。
→LDL(悪玉)コレステロールを増やす作用もあります。
☝ここ重要です!
ここまでで…
良い働きも、悪い働きもするコレステロールとエネルギーを貯める中性脂肪の
3つの数値を算出した値が
総コレステロール値としています。
もちろん、悪い働きをするコレステロールが大きい数値や、皮下や内臓に蓄えられた余剰エネルギーはカラダに悪い!
のは誰の目からも分ることです。
しかし総コレステロール値が
あまり意味を持たないのも、おわかり頂けたかと思います。
もぅ大きく心配する必要はありません!
LDL(悪玉)コレステロール って2種類ある
LDL(悪玉)コレステロールは
2種類の存在を確認されています。
1、LDL(悪玉)コレステロール
前述したとおり
LDL(悪玉)コレステロールは肝臓で作られたコレステロール(ホルモンを作るのに必要な成分)を運ぶ仕事をします。
カラダにとって重要な役割を果たしています!
そのため、数値を下げる事だけに注目すると、むしろ健康リスクを高めることになります。
LDL(悪玉)コレステロールは140mg/dℓ以下であることで健康と言われていますが、
50mg/dl以下では
甲状腺機能亢進症、貧血、低栄養素、ガン、Ⅽ型肝炎の心配が大きくなります。
下げることばかりしても病気になります!
2、小型高密度LDL(悪玉)コレステロール
もともと酸化しやすいLDL(悪玉)コレステロールは「活性酸素」によって酸化すると
LDLコレステロールが通常より小さく、高密度になって
「超悪玉コレステロール」
になります。
通常のLDLコレステロールより血管壁内に侵入しやすく、血管を狭めることで動脈硬化を促進する怖いコレステロールです!
動脈硬化を進行させると、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす可能性があります!
(LDLコレステロールは動脈硬化を引き起こす原因にもなるので注意が必要だが、今まで心筋梗塞や脳梗塞などと関連付けされて対処されていたが、2018年のアメリカ心臓学会は関係がみられないと報告をしている。ことを参考意見に加えておきます)
大型高密度HDL(善玉)コレステロール
違う役割を果たすのが「善玉コレステロール」であり
✔ 血管内に蓄積されたコレステロールを肝臓に戻す。
✔ コレステロールの沈着を抑制する働きをします。
➡心臓を保護する役割がある
この事からも、HDL(善玉)コレステロールが低い場合も脳卒中や心血管疾患のリスクが高まるので注意が必要です。
また中性脂肪はLDLコレステロールの小型化に関係するので、中性脂肪を抑制することが重要になってきます。
ここまでで、わかったこと!
総コレステロール値が意味を持たない
LDL(悪玉)コレステロール値が高いことはカラダに良い
超悪玉(LDL)コレステロールが低いことはカラダに良い
HDL(善玉)コレステロール値が低いことはカラダに悪い
中性脂肪はカラダに良いことが、あまりない
コレステロール全ての量を算出した数値で判断は出来ない!ことが、お判り頂けたと思います。
環境と生活習慣
腸内環境は、私たちの健康状態を
維持するために非常に重要な役割を果たしているのを皆さんと一緒に勉強してきました。
腸内細菌は
・免疫力を高める
・栄養の消化吸収を手伝う
・解毒作用をもたらす
重要な働きをします。
おさらいしますと
腸内細菌は大きく3つに分けられ、
善玉菌、悪玉菌、日和見菌を覚えていますでしょうか?
日和見菌は腸内の状態によって
善玉菌の味方にもなり、悪玉菌の味方にもなります。
善玉菌の多い環境では腸内が酸性へと傾き
悪玉菌の多い環境では腸内がアルカリ性へと傾きます。
理想的な腸内環境では
これらの菌の割合は
善玉菌:日和見菌:悪玉菌
2 : 7 : 1
とされています。
例えば 肉や脂肪・砂糖などを大量に摂取すると、腸内がアルカリ化が生じ悪玉菌が増殖しやすい状態になります。 食物繊維が不足すると、善玉菌のエサが減るので善玉菌が増えることが出来ずに腸内環境が悪化します!
腸内環境を整えるために
✔ 食物繊維や発酵食品を中心とした食事
✔ 砂糖、人工甘味料などの糖質の摂り過ぎを減らす
✔ ストレスの解消
✔ 睡眠と運動、日光浴
を大事にしていきましょう!
まとめ
悪玉コレステロールの心配について調べました。
悪玉コレステロールに活性酸素が酸化させた
超悪玉コレステロールが及ぼす危険とは
動脈硬化➡脳疾患、心臓疾患➡後遺症
怖いですよね?
そのために
大義で「悪玉コレステロール」を下げたい
薬を使わずにコレステロール値を下げたい
病気のリスクを下げたい
ノウハウとして
腸内環境を酸性に保つ
善玉菌を直接摂取する
善玉菌のエサとなる食物繊維やオリゴ糖を豊富に摂取することの重要性が、お判りいただけましたでしょうか?
悪玉コレステロールの悪いイメージが変わりましたか?
健康診断で
コレステロール値の異常とは?
血液中のコレステロール値の数値が基準値から外れた状態でした。
しかし
コレステロールは体内で産生される脂質の1種で、私たちのカラダにとって重要な役割を果たしてくれるものです。
全てが
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最後までお読みいただき
ありがとうございました。
今回はここまでにします。
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